2018年11月12日月曜日

「千丈滝」「大澤通り」探し②(戸隠)


日時:2018年11月11日
ルート:戸隠牧場5:20-裾花川本谷-岩壁基部8:50-1882mピーク11:50-岩壁基部13:15-戸隠牧場16:20(合計11時間)
累積標高:1547m、歩行距離:13㎞

かつて戸隠にあった修験者の道である「大澤通り」と行場の「千丈滝」を探しに、裾花川の枝沢へ2回目の訪問。前回は、枝沢右俣を散策したので、今回は枝沢左俣の緑円周辺へ。



「大澤通り」は、明治初期の戸隠村の地図に描かれている、一不動から裾花川へ下り、谷、山を越えて乙妻山の先へと続く修験者の道。どこを通っていたのかは、はっきりしていないが、回峯行場絵図(1862年)には高妻山の裾を巡るように岩や滝の名前が描かれ、絵図序盤には「千丈大滝」という滝が出てくる。→千丈滝・大澤通りについて

日の出前に、戸隠牧場を出発。紅葉は終わっているけど、そこそこ登山者あり。

先週と全く同じルートで1683m峰の岩壁へ到着。回峯行場絵図の「千丈岩」、「剱岩山」っぽいけど。


まずは岩壁の基部で窟探し。埋まっているような窟っぽいところ。

三角形の窟のようなところ。高さは1.5mくらい。


木が生えてきている穴。高さ1mくらい。


先週見た窟っぽいところ。遠めから見ると、半円形になってた。

少し下ったところにも、半部埋もれた窟のようなところ。いずれも人工物などはなし。。




ルンゼを登ると前方に大きな岩壁があり、何かありそう。


——が、くまなく見たが、何もなし。

そのまま1882mのピークへ。ここは随分立った岩場なのでクライミングシューズに履き替えて散策。時間がなく全部は見れなかったが、何も見当たらなかった。何かあるかと思ったが残念。。

いい時間なので適当なところで沢を下る。途中に3段の10m滝。

沢の下部はナメナメ。渓相よし。

千丈滝?

その先にかなり大きい滝があり、下降できず。滝を上からしか見ていないが、絵図にある千丈滝(千丈大滝)はこっちかな。明らかにこちらの方が大きいし、「長野縣町村誌(明治初期)」の戸隠村の滝の項の千丈滝には飛沫うんぬんと書かれてあり、先週の滝は大きいがチョロチョロと流れているだけだったし。仕方なく、登り返して尾根を乗越して来た道へ合流。

このあたりは、裾花川本谷と地獄谷とに挟まれた空間で、調べても記録は地質調査くらい。登山者はほとんど来ていないだろう場所なのに、修験者の窟っぽいものがそこそこあるのにびっくり。

登山記録を見てて、昔の登山者すごいねと思うことは多々あるけど、修験者もすごいな~。
地形図に書くとこんな感じ。