2018年6月24日日曜日

小川山

日程:2018年6月24日(日)、曇り
場所:小川山
メンバー:4名(山岳会メンバーなど)

前日雨で、8時30分頃で駐車場はガラガラ。八幡沢左岸スラブへ行く。

トムといっしょ5.10aをやる。ちょっとぬれぎみ。周辺で手頃なのはないかと探して、奥のスラブへ。ブラック&ホワイト5.10b、ジャーマンスープレックス5.10cにトップロープをかけるもダメダメ。スラブがうまく登れない。もっと手頃なところへ移動。

午後は、スラブ状岸壁へ。ちょっと混んでた。Song of Pine5.8をやる。怖い。何度か練習して、何とかリード。小川山ショートストーリー5.9というのが空いたのでやる。出だしのスラブを何度も練習。

高い窓5.10bにロープかけてもらったが、パス。16時過ぎに下山。

中部横断道が佐久南から伸びて、今は無料。長野-佐久南、2時間、高速片道1090円とまあ我慢できる値段だし、もう少し小川山に通いたい。

2018年6月17日日曜日

大室古墳群(霞城支群)

大室古墳群は、総数約500基の古墳群で学術的には超有名だけど、長野市民にはほとんど認知されていない。
長野市は整備事業を行っているが、大室谷がメインであとは風化の一途に見える。

北山、大室谷、霞城、北谷、金井山の5つの支群に分かれており、霞城支群(かじょうしぐん)をちょっと散策。ちなみに付近は松林か雑木林で草が多い茂り、散策するなら冬から春先の方がよい。

霞城支群は、栗林調査で16基となっているが、1981年調査で確認できたのは13基とのこと。その記録「長野・大室古墳群 分布調査報告書」を参考に歩いているが、素人目には13期とも墳丘とは見えず、特に目印がないものは古墳番号を同定するのは厳しいと思われる。。

以下、本の引用。

道を歩いていくと、道をふさぐように平らな石と両脇に小石がある。
奥に霞城の石垣があり、近辺に253、254、255の看板あり。

道に沿って平石が縦に突き出ている。どこかの石室のものか。。

254号古墳。ケヤキのふもとにあり。

255号古墳。看板はあるが、墳丘がよくわかない。


獣避けの柵の近辺に、258号古墳。墳丘分からず看板があるだけ。

260号古墳の看板が左手奥にあり、手前に1mほどの平石がある。

別角度から平石。259号古墳の備考欄にある「側壁1枚露出。横に使ってあり。付近に2枚」の記載のものか?

260号古墳。小石が散らばっているだけで、石室分からず。

看板がないが、箱型石室っぽく、縦に平石が1mほどの幅である。261号古墳だろう。

箱型石室手前。石積がある。

土石混合の263号古墳か?看板なし。

もっと資料か写真がないと、これだけでは、どれがどれだか分からない。
古墳かどうかの判定は、石積み墳丘が特徴の大室古墳群では、

 ・石室がある、または石室の石材が周囲に見られる
 ・高まり(墳丘)周辺を掘り、墳丘の範囲が分かるような構造が見られる(岩が並んでいるなど)
 ・埴輪など、何か出土する

などがあるようだが、この辺はどう判断したんでしょうか。

1981年の分布調査報告書に、「30年前の栗林先生の資料と現在の照合はまことに困難な仕事・・・」と書いてあるが、そこからまた40年たって誰か分かるのでしょうか。