戸隠道(戸隠古道)を歩いていると、時々コンクリート製の半円型の水道施設を見かける。調べてみると、これは「接合井(せつごうせい)」と言うものらしい。
どうも長野市の水は戸隠が水源地となっており、善光寺近くの往生地の浄水場まで導水管というので水を流しており、これが長野市の水道の始まりで大正4年の話らしい。いつも水道から戸隠の水を飲んでたいのか。。
でも人口増加に合わせて水源も多様・分散化、設備が100年も前の往生地浄水場は全体の3%しか担っておらず、いずれ(もうすぐ?)役目を終えるとのこと。
前述の接合井は、戸隠の水源地から往生地浄水場までの途中に15個あるようで、長野市水道局の100年誌には、水の旅の歌があり、戸隠から長い旅路なので接合井で一休み的な内容がでていた。
何個かはすでに見ているので、残りを探してみた。昭和6年の地図には、長野水道路がでており、これを辿った。
結果、10個(赤丸)はあったが、残り5個(青色丸:戸隠水源地の敷地内、狢久保と荒安の間、鍋石、往生地、1個場所不明)と結構分からなかった。
大久保
長野カントリー
赤渋沢
大座法師池
入坂1
写真忘れ。道沿いなのでgoogleのストリートビューで見られる。
入坂2
泉平
荒安
七曲1
七曲2
地図のゼンリンや長野市水道局の本にも場所がちゃんと出ていなくて、意外と探すの大変。