2016年4月24日日曜日

針ノ木岳

2016年4月23日(土)晴れ、参加者9名
扇沢6:15-マヤクボ沢分岐9:30-マヤクボ沢のカール10:45-山頂12:00-扇沢14:45(合計8時間30分)

会の定例山行で針ノ木岳へ。正面の三角の山が頂上。

針ノ木雪渓を登る。振り返ると爺ヶ岳の南尾根。

ビョウブ尾根の末端。

本当は新越尾根か、岩小屋沢尾根を計画してたけど、やっぱり雪少なめ。

高瀬ダムと南の方角。槍穂高に雲がかかってた。左から前穂高、奥穂高、槍。

立山。

適当に下山。

2016年4月2日土曜日

鹿島槍東尾根

日程:2016年4月2日(土)晴れ、単独
ルート(鹿島槍東尾根):大谷原4:15-一ノ沢ノ頭7:10-第一岩峰8:50-第二岩峰9:40/10:40-北峰11:20-南峰11:50-赤岩尾根13:50-西俣出合15:05-大谷原15:45  (合計:11時間30分)



松本から大谷原まで75分くらい。4時頃着いたが、車がすでに5台ほど止まっていた。暗い中、ヘッデンで東尾根の取りつきを探す。大谷原から20分くらい歩いて、一番最初のS字を過ぎた、川に堤がある辺りとチャレンジアルパインにあったので、その辺から取りついた。

末端には雪がなく、どこからでも行けそう。最初だけ急だけど、あとはなだらかで尾根に乗るとトレースがいくつもあった。

一ノ沢ノ頭手前辺りから、視界が開けて東尾根の核心が見える。岩峰まではひたすら、急な雪斜面、リッジをひたすら進む。最近はずっと天気が良かったのか、トレースがかなりはっきり残ってた。

順調に第一岩峰へ。左側の雪がつながった部分を岩を交えながら登る。ダブルアックスにしたが、雪がシャリシャリで通常のアイゼンピッケルワークで問題なく、ロープも出さなかった。そのまま、右上していく。

第二岩峰。近づくとそこまで垂壁ではなく、いけそうと思い、ロープを出さずに取りついてしまった。下部の岩に乗ると両側ともスパッと切れ落ちいてかなり怖い。左よりのコース取りと事前に調べていたけど、なんとなく右に行ってしまい、岩峰の中間辺りで行き詰った。

懸垂で基部に戻ろうにも、支点なるようなものが周りになく、雪を払ってピンがないか探すが、なくて懸垂下降できず。結局、じわりじわりとクライムダウン。

仕切り直し。今度はちゃんとロープ出して、Z式で。左からハングぎみのチムニー越えて終了点。懸垂して、回収作業しながら登り返し。第二岩峰で1時間近くを費やした。左から行けば難しくはないけど、高度感が尋常じゃないので、さっさとロープは出せばよかった。

昼前には鹿島槍ヶ岳北峰(2842m)到着。なかなか目にすることがないカクネ里が見れた。最近、カクネ里の雪のしたは氷河とニュースになってた。この辺に足を踏み入れるのはいつになるやら。。

北峰(2842m)からは、一度鞍部に下りて、南峰(2889m)を登り返す。鞍部から北俣本谷へ下山した方が断然早いけど、谷筋の雪崩の判断できないし、ここはえらく遠回りだけど、冷池山荘経由の赤岩尾根下山を選択。

北峰から見た南峰と右奥は劔岳、絵になるなー。

南峰の頂上への最後の数mは、雪壁様だったが、アイスバーンでピッケルもアイゼン前歯も薄くしか刺さらず、冷や汗かいた。南峰の下りも山頂直下のアイスバーンで去年滑ったし、怖いなー。

今日は土曜日で車も数台止まってたし、何パーティーも来てるのかなと思ったが、東尾根では誰も見かけず。鹿島槍‐冷池山荘の稜線すら誰もいなかった。トレースはがっつりあるが。疲れた足で赤岩尾根の頭へ。歩いて来た稜線を眺めながら、赤岩尾根を下る。

途中で、西沢方面にトレースが続いていたので、つられてたどって行ったら、西沢の谷筋に下りてしまった。谷に下りないようにわざわざ赤岩尾根まで回っていたのに、あほみたい。仕方ないので、全力で西沢を西俣出合まで下りた。

西俣出合に4張ほどテントがあった。山岳会?翌日、班ごとにダイレクト尾根とか鎌尾根とかに行くのかな?